“また乗りたい”をつくるアットホーム運営の真髄 阪本丸(兵庫県明石市)タコ釣り/2025年5月21日(水)

釣果だけではない“また来たくなる船”には、必ず理由があります。
兵庫県明石市・江井ヶ島漁港から出船する阪本丸は、その代表格とも言える存在です。
明石タコで高い実績を誇るのはもちろんのこと、船長・阪本さんの温かく丁寧な接客、常連が増える予約制度、限られた定員での快適な運営など、「釣りの体験価値」を最大化する工夫が随所にちりばめられています。
この日は、2025年シーズン初のタコ釣り便。
阪本丸にしかないアットホームな雰囲気とプロのオペレーションを実感した1日となりました。
■ タコ釣り解禁!待望のシーズン初出船
5月21日、いよいよ今シーズンのタコ釣りが解禁。
阪本丸では、1~3月に釣行した乗船者へ「先着予約券」が配布される制度があり、今回はその券を使って大人気の便を予約することができました。
集合は早朝4時30分、江井ヶ島駅前のセブンイレブン。
ここで朝食や飲み物を調達し、スタンバイ。すると、軽トラに乗った阪本船長が到着。
重たい荷物は軽トラに積み込み、同時に釣り座用のあみだくじに名前を記入します。
その後、車で3分ほど離れた船長の自宅兼ガレージへ移動。
ガレージに駐車し、しばらくすると船長からあみだくじの順で名前が呼ばれ、釣り座を選びます。
トモはすでに埋まっており、悩んだ末に今回は左舷胴の間を選択しました。
■ 出船前の和やかなひととき
釣り座が決まった後は、出船までの時間。
ここで毎回楽しみにしているのが、船長や他の釣り人たちとの会話です。
「昨日の釣果は?」「仕掛けはどんな感じ?」
そんな情報交換が自然と交わされ、初めての方もすぐに輪に溶け込める、阪本丸ならではの空気感があります。
ちなみに前日は水深70mまで攻めたそうですが、この日はそこまで深場には行かない見込みとのこと。
そんなやりとりの中で、気持ちも徐々に高まっていきます。
■ 実釣開始!朝の2時間が勝負どころ
30分ほど航行し、ポイントに到着。水深は20m前後の浅場です。
船長曰く「朝の2時間が勝負」。その言葉通り、ミヨシの釣り人から次々とヒットが続きます。
キャストして広く探る人もいれば、真下に落としてじっくり狙う人も。
どちらでもタコは釣れています。
一方、私はというと…
ペースは半分以下、しかも釣れてくるのは小ぶりな個体ばかり。
途中、水深5mという底が見えそうな超浅場も攻めましたが、状況はあまり変わらず。
■ 結果は悔しさも…次への糧に
最終的に私の釣果はタコ7杯。
決して満足とはいえませんが、右隣の方は私の2〜3倍の釣果。
腕の差を痛感した一日となりました。
とはいえ、釣りそのものの楽しさに加えて、
阪本船長の柔らかな人柄、常連客とのなごやかな会話、そして抜群のオペレーションに触れ、
「また乗りたい」と思わせてくれる貴重な体験でした。
■ 阪本丸の魅力まとめ
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明石タコ釣りの名船として実績多数
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乗船定員12名のゆったり設計と高い安定性
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小回りの利く船体で機動力あり
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初心者にも優しい船長の対応とアドバイス
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1~3月乗船者限定の先着予約制度で常連化を促進
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出船前から帰港後まで続くアットホームな空気感
釣果はもちろん、“船での時間すべてが楽しい”と感じてもらえる仕掛けが阪本丸には揃っています。
今シーズンからタコをいれる網は持参してください!
ゴミ箱も用意されています!
ガレージには水道があり、ロッドやタックルを綺麗にすることができます。
タックル
ロッド ダイワエギタコX
リール オシアコンクエスト301PG
ハンドル リブレSB70ー75
ちなみに翌日は竿頭約40杯と爆釣でした(泣)