ほっぺ毛丸(三重県志摩市阿児町甲賀) キハダ・カツオキャスティング 2024年5月15日(水)

2024/05/20 18:44 三重県
ほっぺ毛丸(三重県志摩市阿児町甲賀) キハダ・カツオキャスティング 2024年5月15日(水)

ほっぺ毛丸? 一度聞いたら忘れないネーミングです。遊漁船の船名は分かりやすさや検索のされやすさ
読みやすさ、が重要ですが、他にはない特徴的な船名を考えてみるのもいいですね

釣行後に船長に聞いてみたのですが、ただほっぺから毛がとても生える!!という理由でした 笑

さて、ほっぺ毛丸は伊勢志摩尾鷲のキャスティング船として、へいみつ丸さんと並んで非常に人気の船です。

予約はとても難しいのですが、私の場合はフェイスブックでお気に入りボタンを何度か押していることで
キャンセルの案内が入るようになり、良いタイミングで手配することができました!

メッセンジャーでやりとりをさせていただいたのですが、丁寧に当日のジグの重さや釣り方を教えてもらいました。

前日は桐垣展望台の駐車場に5時に集合とのことです。わくわくしながら、伊勢路をドライブします。


4時30分に展望台に到着したところ、すでに他の車も止まっているようです。ここから英虞湾の眺めは最高でした。

船長が5時前に車でやってきて、その車について乗船場まで移動するようです。

展望台の脇のとても狭い道を下っていくと5分もいないうちに、ほっぺ毛丸の乗船場に到着しました。


余裕のある駐車場、小屋、トイレ、桟橋、そして立派な船が停泊しています。この船を一目見て人気船だと
すぐ分かりました。


船の新しさや設備は最高峰です😊

さらにここからほっぺ毛丸の船長のすごいところです。乗合キャスティングだと釣り人同士の釣り座の調整が
難しく、嫌な気分になることもあります。

ほっぺ毛丸はスタート時の釣り座を6人でくじを引いて、1番から3番までミヨシ上、4番、5番が甲板部分前、6番がトモと決めてくれます。船長の掛け声で順序が変わっていくというものです。これは平等で助かります


船設備の説明や当日の釣りスケジュールもブリーフィングがあり、出航になります。支払いも先に行い、きれいな領収書いただきました。
ここまででもちょっと感動しました。


さて、出航です!

風光明媚な英虞湾を眺めながら、運河(水路)を通って太平洋に出ていきます。まだ波がちょっと高いようですが
吉川造船で建造されたこの船は58フィートもありますが、揺れにくい特性もあるようです。なんと1億円!!!ぐらい
で建造されたとのこと。

しばらく沖に出ていくとケンケン船が走っています。

いきなりカツオがヒットして、船を止めます。魚がこのあたりに集まっているようです。キャストとジギングで分かれて釣りを開始します。ここで同乗者にシイラがいきなり釣れます。またトンボマグロも釣れました。だいたい50mぐらいで150gぐらいのジグだったといます。

後が続きませんので、同じようにキャスティングとジギング開始です。

先週、ディープブルーで中トンを釣らせてもらったので、ジギングには手を出さずにキャスティング1本で
狙っていきます。

船中、トンボが入れ食いになり、私以外の全員がジギングです。


私はどうしてもカツオをキャスティングで釣りたかったのですが、ナブラもなくブレードジギングでキャストして
カウントダウンして高速で巻いてきます。周りでトンボマグロが入れぐいなので気になりますが、初志貫徹です。
キャスティングを続けていると、ガツンと当たりがあります。重くなく走っているので、カツオのような感じです。

ステラ10000HGで全く問題なく上がってきますが、ドラグは4kgと弱めにしているので、少し糸も出されていきます。
そろそろ上がってきたのですが、トンジギ祭りでタモもまだ来ませんので、引き抜けるかなと安易に考えてしまって
カツオの身半分が海から出たところでフックアウト。こんなことは絶対やってはいけないのに、お恥ずかしい限り。
やはりその後カツオは釣れませんでした 泣 


トンボマグロを船長が締めて、エラとワタを抜いて、海水の冷水機(0度から3度)で冷やし込みです。甲板の蓋を開けると海水を冷温にできる巨大な冷水機があります。50kgのキハダ50kgが20本も入るようですし、それ以外にもクーラーに氷を船室にたっぷり用意しています。この設備も本当に素晴らしいです。

船中お土産も十分になりましたので、キハダを狙ってどんどん東に走っていきます。

ナブラはほとんどなく、1時間ほど走ったところで、2艇ほどキャストをしていました。ナブラも船の前で見えますが
なかなか釣れていないようです。このナブラには入れるスペースがありませんでしたので、さらに東に船を進めて
いきます。

船長も頑張ってナブラを探してくれていたのですが、発見することができず、Uターンしてナブラを探していきます。

すかさず船を魚の向きに合わせてくれて、キャストとジギング開始です。キハダもいるかも、と思い船長からの指示もあったので、
ビックベイトでキャストを繰り返します。

何投目かで、プラグの付近で魚が反転しました。落ち着いて合わせます!ヒットしました!!

大きな魚ではありません。シイラかな、という声が聞こえます。半分まできたところであっさりとフックアウト。フックを確認してみると
針が甘くなっていたようです。痛恨の2連続バラシです

この付近で色々とやっていたのですが、他の乗船者も釣れずに14時に帰港となりました


本日のタックルは

カツオタックル

ロッド   MCワークス  EXPLOSION FULLCONTACT EX824CTR

リール   シマノ ステラ1000HG

キハダタックル

ロッド  レスターファイン ブラックブレイズ83z

リール   シマノ ステラSW18000HG


釣果的には残念な結果だったのですが、釣れなくてもほっぺ毛丸での釣りは最高のものになりました。
魚が釣れなかったので、カツオを優先的に1尾いただき、さらにくじでも1番をひいてうまそうなカツオを
合計2匹もいただくことになりました!



到着してから、タックルを洗う場所も2箇所以上あり、氷がびっくりするほど大量にあり、何から何まで便利でした

トイレがあるのも助かります

ちょっと別格な遊漁船ほっぺ毛丸だったのですが、なかなか予約は取れません。ただ、キャスティングだけでなくカワハギや他の釣り物も豊富なようですので、またお世話になりたいと思います。

ありがとうございました。