パシフィックオーシャン 三重県南伊勢 トンジギ 2024年3月22日(金)

大学時代のサークルの先輩と友人と3人で激アツのトンジギに行ってきました。
今回は三重県南伊勢町にある遊漁船パシフィックオーシャンさんにお世話になりました。
予約は友人がHPのカレンダーから空き状況を確認して取りましたが、やはり人気があって土日祝日は空いていない為、平日に有給を取って調整しました。
予報では当日は風が強く海況が良くない為、出船するか微妙でしたので、欠航の場合には丹後ジギング等に変更も検討していましたが…
何とか運良く出船することが出来ました♪
パシフィックオーシャンさんは、阿曽浦という小さな漁港から出船します。当日は風が強かったですが、湾奥に位置しているので穏やかで景色の良い漁港です。
今回は遠方で5時30分集合でしたので、余裕を持って2時前に自宅を出発しましたが、予想よりもスムーズで早く着きました。
時間に余裕があったので、伊勢自動車道の玉城インター降りてすぐの釣具屋に寄りました。
ローソンも隣りにあり便利ですよ!
https://www.esakichi.com/shop/tamaki.html
玉城店|店舗案内|エサ市場えさきち|三重県南勢 東紀州の釣具・釣りエサ屋
エサ市場えさきちは、三重県鳥羽市をはじめ玉城町、度会郡、尾鷲に店を構える、三重県南勢 東紀州の釣具・釣りエサ屋です。
えさきち玉城店さんは釣りのメッカの三重県という事もあり、活きアジや冷凍エサ、紀州釣りの配合エサなどエサの品揃えが豊富でした。
トンジギ用のジグやフックなども品揃えが多くて、今回フックを購入しました。
漁港への入口が少しわかりにくく通り過ぎてしまいましたが、Googleマップでパシフィックオーシャンで検索すれば大丈夫です。
駐車場は右側のフェンスの前に停められ、乗船場の前に車を停めれるので便利です♪
乗船場で待ってると船長が対岸から船で迎えにきてくれます。
釣座は予約順との事で一番だったので、キャスティングで有利なミヨシに決めました!
乗船後、船長に釣船代15000円を支払い、乗船名簿に連絡先を記載します。
船内は綺麗に整理されて広々しており快適です
ロッドホルダーも多く設置されています!トイレも洋式で個室になっています。
クーラーは持ち込み出来ませんが、その分広々としています。釣った魚は設置されている生簀で保管出来ます!
キャビンの奥には2〜3人ほど雑魚寝できるスペースがあり、行き帰りとも仮眠を取る事が出来ました♪
5時40分に出船します。
ポイントまで1時間20分くらいで伊勢志摩沖に到着し釣り開始します!
船長より棚はラインを180m出して40〜50m上までワンピッチでしゃくるようにとアナウンスがあり、まずはジグはトンジギで定番のウロコジグ300gシルバーグローから開始します。
ちなみにトンジギとは、ビンチョウマグロを狙うジギングの事です。
ビンチョウマグロは胸ビレが長く、その姿からトンボとも呼ばれており、トンボをジギングで釣るからトンジギと呼ばれるようです。
ビンチョウマグロは広いレンジを回遊していることが多いので、広範囲に巻き上げて落とすのを繰り返します。
また、深場を流すとジグにアクションが伝わりにくいので、ジグはしっかりと動かすことが重要のようです!
基本のアクションはスローなワンピッチでロングジャークとフォールを織り交ぜながら誘います!
トンジギは、潮の流れと風に任せて船を流すドテラ流しなので、ラインがどんどん斜めになっていきますが、今日は予報通りで風が強くて斜めに入り釣り難い状況でした
300gだと流され過ぎて釣りにならないので、早速シャウトステイ400gレッドゼブラグローにチェンジします。
それでも、流されて斜めに入り過ぎで3回〜4回ほど落としたら回収する必要があり、かなり過酷な釣りとなりました…
今回は特にジグが重いし棚も深く、狙うレンジが広い為、スローでもかなり体力使いますびっくり
厳しい状況の中、船中アタリもなく修行の時間が過ぎていきます。
そこでフォールでアクションの大きいディープライナースロースキップFB380gマグマクリアレッドにチェンジして開始します。
この流れは今日は撃沈パターンかと思いましたが…
すると!フォールで止まるアタリがアップ
しっかりあわせを入れてからファイトしますが、あまり引きません…
釣り上げて見るとヨコワ(本マグロの幼魚)と思い、船長がリリースしようとしたら、何とトンボでしたので、確保して頂きました!
何ともかわいいサイズで、ロリトンと呼ばれるようです
サイズは満足出来ないですが、何とかボウズは逃れました
釣れたトンボは船長がすぐに脳天締め、エラ、内臓を取って丁寧に処理してバケツで血抜きをした後、潮氷で保管してくれます。
美味しく食べれるように処理していただき有難いですね
その後も頑張ってシャクリ続けますが、沈黙の時間が過ぎていきます。
そんな沈黙の中、同船者にヒット!!
釣り上げると7〜8kgサイズのコトンでした!
釣れた棚は140mラインを出して110m巻き上げたあたりでヒットしたようです!
少し風が収まってきたのと腕に乳酸が溜まっているので、ウロコジグ300gに戻して同じ棚を攻めますが、
アタリません…
そんな中、先輩にもヒット!!
しかし上げてみると…
残念ながらヨコワでした😢
自然保護の為に釣り上げずにそのままリリースします。
13時30分頃釣り終了。
結果、私はロリトン1本のみで船中2本と貧果でした
3月終盤のトンジギ釣行でしたが、厳しい1日となりました
今回は風が強かったので400g以上が必要でしたが、200〜300gをメインに持参していた為、あまりジグ交換が出来ませんでした。
次回はしっかり準備して臨みたいと思います。
帰港途中に筏に寄ってシャワーでタックルを洗い流す事が出来ますので有り難いです♪
15時頃帰港して生簀から多くの氷をいただきクーラーに入れます。
明らかに魚より氷の方が重たいです
今回は電動リールを使用している人が3名いて、楽そうで羨ましかったですが、釣果はトンボなしで手巻きの方が軍配が上がりました!
船長は気さくで話しやすくて魚も丁寧に扱ってくれて、また来年もパシフィックオーシャンさんに乗りたいと思いました。
今年は厳しい状況ではありますが、是非皆さんも人気のトンジギにチャレンジしてみてくださいね
本日のタックルは
■ベイトタックル
ロッド:パームス メタルウィッチ B685
リール:シマノ オシアジガー2000HG
■スピニングタックル
ロッド:ダイワ ブラスト573
リール:シマノ ツインパワーsw8000PG