あしのや丸(和歌山県栖原漁港)カワハギ 2025年11月23日(日)
大学時代の先輩にカワハギ釣りに誘われて、先輩の友人含めて12人で一筋縄ではいかないカワハギ地獄に挑戦してきました!
私は今回で3度目ですが、今まで専用ロッドを先輩にお借りしていましたが、今回はダイワメタリアM175を購入して臨みました!
その中、何と🙄先輩からイベントの提案があり、本命カワハギの大小の長寸差が大きい大波賞で優勝者にダイワ極鋭ボトムをプレゼント🏆されるとの事で気合いが入ります!!
今回はカワハギ釣りで有名な和歌山湯浅にあるあしのや丸さんにお世話になりました!
先輩が電話で空き状況を確認してチャーター便の予約を取っていただきました。
ちなみにFishbankの予約フォームを使えば、便利と思います。24時間いつでも予約ができ、予約が即日で確定しますので、導入をお勧めしたいですね。
何しろ船長も釣り人も一切費用はかかりません。遊漁船専用なのでかゆいところに手が届いた機能が盛りだくさんです。
船長のfishbankお勧め機能です。
・出船確認はメールで一斉送信。
・自社ホームページに予約カレンダーを埋め込みできて、予約が入ればリアルタイムに更新される。
・予約開始日時を指定できる。
・予約時にお客様が釣りものを選択できる。
・複数の船で営業している船宿にも対応している。
・予約者(代表者)は乗船名簿の入力が省略できる。
・安全点検の保存機能がある。
・レンタル品の在庫管理ができる。
・お客様自身でキャンセル、人数変更をマイページから行える。何日以内は不可といった指定もできる。
やはり予約から出船確認まで電話だと釣り人も手間がかかります。
したがって当日の情報等はラインでのやり取りが便利なので、予約はネット予約フォームで、質問はラインでという方法が今の遊漁船ではベストですね!
今回は午前便で6時集合になりました。
アクセスは、阪和自動車道有田ICを下車して下道を20分強湯浅方面に走行し、栖原漁港内にあしのや丸さんがあります。
HPの住所をナビで検索すると住宅街になりますし、途中近道がありますが、かなり狭い道なので、ご注意下さい。県道を迂回して栖原漁港に行く事をおすすめします。

駐車場は漁港内で無料です停める事が出来ます。
あしのや丸さんの駐車場の場所は決まっていますので、分からなければ船長に確認してください。


先輩達と合流して車のトランクで受付用紙に氏名、連絡先等を記載して、受付で乗船料11000円をお支払いします。
乗船場の前で乗船前にバラ氷が無料でもらえますので有難いですね!


船は年季がありますが、整理整頓されており釣座があるので、ゆったり乗れます!
血抜き用のバケツも準備されています。

6時30分頃に出船します!
ポイントまで40分ほど走ります。
カワハギロッドは長さ1.7m前後、8:2もしくは9:1調子のカワハギ専用ロッドがベストです。
8:2調子の竿がオールラウンドで、さまざまな釣り方や状況に対応出来るので、まずは最初の1本としてお勧めのようです。

私が今回新調したロッドもダイワメタリアM175め8:2調子の竿でした!
リールは軽量な小型のベイトリールがベストです。
デジタルカウンター付きのリールが便利ですが、底をメインに釣るので必須ではないです。軽さを優先してカウンター無しのリールを使う方も多くいるようです。
道糸はPEラインの0.6〜0.8号を150m以上巻いておき、カラーマーキングがあると、仕掛けの位置を把握しやすく便利です。
ショックリーダーは、フロロカーボンの3号前後を1ヒロほど接続します。

カワハギ用の胴付き仕掛けには、ハリス止めビーズが付いていることが特徴です。
カワハギ釣りは大きな負荷が掛かる釣りではないので、ハリス止めにハリスを引っ掛けるように接続します。
これによって結ぶ手間がないので、ハリスの素早い交換が可能です。
針とハリスがセットになった仕掛けと、幹糸単体の仕掛け(針とハリスが別売り)が売られています。

交換用のハリス付きの替え針も必要です。針が鈍ったり、ハリスに傷が付いたらどんどん交換した方がいいです。
針の大きさは魚のサイズに合わせるのが基本で、魚が大きい場合は針も大きく、魚が小さい場合は針も小さくします。
カワハギ用の針は、大きく分けるとハゲ針系と吸わせ系の2種類です。
ハゲ針はダイワではネオフックで、フトコロが広くて針先がネムリ形状になっており、掛かりに優れるので高活性時に活躍します。
吸わせ系の針はダイワではスピード系で、フトコロが狭くて細軸なのでカワハギが吸い込みやすく、低活性時に有効です。
初心者の方は、比較的オートマチックに掛かりやすい吸わせ系から始めるのがおすすめのようです。
そして、ハリスを取り付ける際は、必ず針先が上向きになっていることが大切で針が下を向いていると掛からないので要注意です⚠️

釣座に釣りがしやすいようにセットします。

アサリの付け方はまずは水管に針を刺して、次にベロに刺す。この時にできるだけエサをまとめるため、アサリをひねってベロの下側から刺すとよいです。そして最後に黒いワタにハリを刺して完成ですが、この黒いワタの部分がカワハギが好んで食べるようです!

またアサリは塩で締めると、ヌメリがとれて針に刺しやすくなりますので、今回はバクバクソルトをふりかけました!
カワハギはエサ取り名人と呼ばれるほど針に掛けるのが難しく、その難しさや駆け引きが釣り人を虜にするようです。
アタッても乗らない、アタリもなくエサだけ取られる悶絶な状況もあり、カワハギ地獄とも呼ばれています!
エサを取るのが上手いカワハギに即アワセはせずに、アタリがあったら、カワハギがついばんでいる様子を感じつつ、ゆっくりと竿を水平に持ち上げるようアワせて針を掛けます。
カワハギ釣りにはさまざまなテクニックがありますが、まずは聞き釣りは、底を取ったらオモリを浮かせ、20cm程度の間隔で上に持ち上げていきます。
時々止めて喰わせの間を与え、アタリが無ければ再度着底させて誘い上げをします。
誘いのバリエーションとして、ゆっくり揺りながら誘い上げ、そのまま誘い下げるのも効果的のようです。
そしてタタキは、着底後に仕掛けを素早く叩いて誘うアクションで外道のエサ取りを散らし、遊泳力に優れる本命カワハギだけを喰わせるイメージで行います。
誘った後は止めて、喰わせの間を与えるのがポイントになります。


7時過ぎに釣り開始します!
水深は30m〜40前後のかけ上がりを狙い、根掛かりしないために常に船長が水深と棚をアナウンスしてくれますので有難いですね!
すると、何と一投目から先輩が早掛けで本命のカワハギゲットしました❗️
期待が高まり、竿先を注視していると私にも明確なアタリがあり、聞き合わせしたところヒット❗️

23.5cmと良型の本命カワハギでした👍
釣り方のパターンは多くあるようですが、私は底を取ったら外道からエサを守る為にオモリを浮かせ、ゆっくり揺りながら誘い下げて、着底したら小刻みに叩いて誘い、時々止めて喰わせの間を与えるようにしていたらガッと明確なアタリがあり聞き合わせしたら針がかりしました!
これでボウズがなくなってひと安心です😮💨

バケツで血抜きして魚を美味しく食べれるように締めます!
そして周りもコンスタントにヒットしているようで、本命はもちろんの外道も釣り上げていました!
その中、船長がオマツリやトラブル解消に対応いただき有難いですね🙇

私はその後ももう1匹本命を追加も23cmとほぼ同サイズでした!
しかし、そのあとはアタリがあってもかからない悶絶タイムもありました😢
でも、この駆け引きがカワハギ釣りの楽しさなんだと思いますね👌



そのあとは本命だけでなく、キタマクラ、サバフグ、フエフキダイ、ベラなど様々な外道も釣れますので飽きない程度にアタリがあります。

そして嬉しい外道のメイチダイも釣れました!
刺身が甘くて美味い魚ですので、食べるのが楽しみです😊
本命のカワハギも釣り上げますが、サイズは20〜23cmでサイズが揃っています…

今回新調したメタリアMの竿の感度も良く、その後もコンスタントにアタリがあって釣れてくれます♪
ゆっくりとした大きな誘いしたり、ゼロテンションでふかせてみたりしましたが、底にオモリを着けた状態で、小刻みに叩いて誘い、時々止めて喰わせの間を与えるパターンが良かったです。

あっという間に13時で釣り終了です。
帰港します!

結果は、本命10枚でつ抜けと数も型も満足のいく釣果となりました!
しかし、今回は大波賞という事でしたが、20cm超の良型揃いで小型を釣る事が出来ず大小の差が僅か5cmと優勝を逃してしまいました😭
友人や先輩たちも同じくらい良型が釣れておりましたが、最初に14cmの小型を釣った先輩が優勝でした!
しかし、優勝者が降りていただいたため、最多匹数としてダイワ極鋭ボトムをプレゼント🏆していただきました🙏
とても感激です🤩

船から降りたところに、水が出せるので、タックルも洗えます。
最後に先輩達と挨拶をして、帰路に着きました。
次回はあしのや丸さんで尺ハゲに挑戦したいと思います✌️
本日のタックルは
ロッド ダイワ メタリアM175
リール シマノ 炎月CT101
仕掛け 快適カワハギ幹糸仕掛けⅡ スタンダード
カワハギ糸付き30SPロング10cm
パワースピード6.5号 ハリス1.5号
執筆者 HK