恵比寿丸(兵庫県明石市)ショウサイフグ 2025年4月12日
食べて美味しいショウサイフグを釣りたいと思い、終盤ではありますが、明石港にある恵比寿丸さんにお世話になりました!
近年、人気が上昇中のフグですが、カットウと呼ばれる仕掛けで狙います。
1月〜2月頃は釣れていたようですが最近では釣果ブログを見ていると釣果が芳しく、かなりテクニカル😓な状況ですが、カットウ釣りに初めて挑戦することに決めました!
カットウ釣りは、オモリの下にエサを付けるフック(チラシ針)があり、その下にカットウ針と呼ばれる3、4本針があります。
エサを食ってきたフグがそのまま針に掛かるのではなく、エサを食ってきた瞬間に合わせて、カットウ針でフグを引っ掛けて釣るという通常の釣りとは違う独特な釣り方にハマる人が続出している釣り方です。
予約はカレンダーで空き状況確認して電話やラインで予約を取ります。
空き状況を電話やラインで確認してから予約が必要なので、fishbank予約フォームの導入をお勧めします。
24時間即予約出来ますし、何しろ船長も釣り人も一切費用はかかりません。遊漁船専用なのでかゆいところに手が届いた機能が盛りだくさんです。
船長のfishbankお勧め機能です。
・出船確認はメールで一斉送信。
・自社ホームページに予約カレンダーを埋め込みできて、予約が入ればリアルタイムに更新される。
・予約開始日時を指定できる。
・予約時にお客様が釣りものを選択できる。
・複数の船で営業している船宿にも対応している。
・予約者(代表者)は乗船名簿の入力が省略できる。
・安全点検の保存機能がある。
・レンタル品の在庫管理ができる。
・お客様自身でキャンセル、人数変更をマイページから行える。何日以内は不可といった指定もできる。
やはり予約から出船確認まで電話だと釣り人も手間がかかります。
したがって当日の情報等はラインでのやり取りが便利なので、予約はネット予約フォームで、質問はラインでという方法が今の遊漁船ではベストですね!
恵比寿丸さんの駐車場はゲートを左折して奥まで行って突き当たりになります。
駐車場代は無料ですが、縦列駐車で詰めて停めるので、下船後、お車が出せる状況になるまでお時間がかかります。 お帰りがお急ぎの方は、近隣の有料駐車場に停める事をお勧めします。
集合時間は時期によって異なり、今月は5時30分に集合になります。
受付場所は駐車場からすぐ側に停めている車になります。
5時過ぎに到着して受付場所には女将さんがいるので乗船名簿を書いて料金をお支払いします。
料金は平日は6500円、土日曜日は7000円で格安なのに、さらに今回は割引クーポン3000円がありましたので、何と!4000円になりました🤩
船が3艇ありますので、どの船で出船するかくじを引いて番号で教えてもらいます。今日は192番から出船する船でした。
準備して出船場所まで移動します。
出船場所が、本日は満船という事とリタックルさんの釣り人もいて、多くの人で賑わっています。
今まではどの船なのか分かりずらかったですが、出船場所の前の壁に番号が振ってあるので、どの船か分かりやすくなりましたよ♪
そして船長よりくじの順番で呼ばれて釣座を選びますが、3番目でしたので左舷トモから2番目になりました♪
船は年季が入っていますが、綺麗に整理されており、釣座は、ミヨシは簡易的な釣座ですが、トモにはしっかりした釣座があり便利です。
ロッドホルダーは船べりしか無いので、2〜3本持参する場合はタックルボックスのロッドホルダーを使うしかありません。
個人専用の生簀があり、海水を定期的に流してくれるので、魚を生かしておけますよ!
6時過ぎに出船します!
ポイントまで30分程度走ります。
日の出は間に合わなかったですが、明石大橋をバックに綺麗😍で、まさに釣り人の特権ですね♪
移動時間でベイトタックルに仕掛けとエサを準備します。
カットウ釣りのタックルですが、竿はカットウフグ専用ロッドが発売されているので、当然専用ロッドがオススメですが、ない場合は船カワハギ専用ロッドでも代用できますよ。今回私も専用ロッドがなく、カワハギ専用ロッドを持参しました。
リールは小型ベイトリールで、基本タナは底の為、カウンターは必要ないです。PEは0.8~1号でリーダーはフロロ3号で良いです。
仕掛けは各社からカットウフグ専用の仕掛けが発売されていますので、事前に購入して準備しました。
今回はエサがアルゼンチン赤エビのため、オーナーの一角ふぐチラシにしました。
オモリは、15~30号が基本ですが、今日は大潮で潮の流れが早かったので船長より50号と指示がありました。潮が緩い時やアタリが全く感じられない時は、オモリを軽くするのが効果的なので5~10号も持っておくとベストですね!
エサは、アルゼンチン赤エビですが、スーパーでよく見かける冷凍エビですが、フグには鮮度がよいモノが良いそうで、解凍してしばらく経った物は、食いが落ちるみたいです。
エサは恵比寿丸さんでも購入出来ます。瞬間冷凍しているもので、状態が良いと思います。料金は4尾付いていて500円ですので、今回私は8尾購入しました。エサの付け方は、エビを頭と尻尾をハサミでカットして、皮を剥いて身だけにして、ひと口サイズにカットしたものを針に縫い刺しします。
釣り🎣開始します!
船長より水深8m〜10mですが、潮が早いのでオモリは50号から開始とアナウンスがありました。
釣り方は、まずは仕掛けを投入して底まで落とし、着底したら糸フケを取ります。そして底をトントン叩くように誘ったり、竿をゆっくりと上下して誘います。そして30秒から1分ほどステイします。
アタリがあれば、即アワセして、魚が掛かれば一定速度でリールを巻きます。
魚が掛からなければ、底まで落として再度誘い直すようにします。
フグは、餌取りが得意な魚ですので、いつの間にかエサが取られていることも良くあります。そのため、ずっとステイしているのは良くないので誘いとステイをしっかり分けて、フグが食ってくる間を作る事と空合わせが必要です!
また、釣果を伸ばす為に大切なことが、こまめなエサのチェックです。しばらくアタリがなくても、定期的にエサの確認をすることが大切のようです。
釣りを開始して1時間経った頃、ようやく左舷トモの人がヒット!
釣り上げると胴長20cmくらいの良型のショウサイフグでした!
しかし、そのあとは修行の時間が続き、まったくアタリません…
潮の流れが早いせいか斜めに仕掛けが流れており、餌も取られません…
途中、潮の流れが緩くなってエサは取られますが、全くアタリはなく、誘ってからステイして定期的に空合わせもしますが全く釣れません😭
結局、そのまま時間ばかり過ぎていき、12時に釣り終了です。
やってしまいました…
結果は私は何とボウズで惨敗でした😂
ちなみに竿頭も2匹で、船中4匹しか釣れていないので全体的にも壊滅的な釣果でした🥶
尚、釣れたフグは、帰港する前までに船長と中乗りさんがふぐを捌いてくれます。
フグには、種類によってさまざまな部位に毒があり、調理するには、フグの調理免許が必要となります。
恵比寿丸さんでは、船長や中乗りさんがフグの調理免許を保持しており、釣れたフグは、身欠きと呼ばれる内臓、頭、皮を取った状態にしてくれます。
そのため、自宅に帰ってからは、下処理をする必要がなく、ブツ切りで鍋や唐揚げ、薄造りにしててっさを楽しむことができます😍
釣り人にとってはかなり有難いサービスだと思います🙏
今回は釣れなかったですが、人気がでそうなカットウフグに来年は再度リベンジしたいとと思います👍
是非皆さんも明石のショウサイフグのカットウ釣りにチャレンジしてみて下さいね!
本日のタックルは
ロッド :ダイワメタリアカワハギM175
リール :シマノ 炎月CT101PG
執筆者 HK