海生丸(福井県大飯町) ヤリイカ オモリグ イカメタル 2024年3月7日

2024/03/14 09:23 福井県
海生丸(福井県大飯町) ヤリイカ オモリグ イカメタル 2024年3月7日

春の嵐か、海が荒れる事が多くなり、3月6日トップスジャパンでのサワラ、アマダイが中止
7日にずらして鈴蘭丸予約してもまた中止。

いよいよ選択肢がなくなり、ヤリイカが海生丸で釣れはじめているとをアメブロ記事見つけ
深夜便で行く事を決定。海生丸だとヤリイカが釣れるイメージがあって、船も大きいので
釣行には安心感あります。

7日朝イチで船長に電話予約すると、20時までにきて欲しいとのこと。

念の為、12時に出船確認の電話もかけて、近くのブンブンに餌買いに行きました。

ヤリイカは餌付けでないと釣れる気がせず、キビナゴとカシワ、あと、餌付け用のエギも買って準備万端。


海生丸は乗り場と事務所が3分ほど車で離れていて少しだけ不便です。

19時には到着して事務所に入ります。どうやら一番乗りです。過去の経験上、海生丸の実質的な集合時間は集合時間の1時間前ぐらいには受付しておいた方がよさそうなイメージです。他の方が早いというのもあります。


いつも受付している奥さんに、何人予約入っているか聞くと、何と15名!朝は0名だったらしく、急に入ったとのこと。翌日以降にまた荒れるそうなので、それが原因では無いかとのことでした。やっぱり予約受付は大変ですね。

ぜひ、予約フォーム(無料)を導入してみてください!

https://portal.fishbank.jp/service

今まで謎だった釣り座の決め方が、ホームページにも書いているらしく、(みてなかった 💦)
左舷のミヨシを一番として、左回りに順番(グループ毎0で入るとのこと。胴付きの方は、ミヨシ限定になります!

今回4番を引きましたので、左舷のトモまであるかなと思いました。
乗船料14000円をお支払いし、領収書をいただきます。事務所なのでこういう時は便利です。
ここで氷も買うことができます。

船が3艇ありますので、どの船で出船するか写真でおしえてもらいます。青色の船ということでした。

港まで車で3分ほどです。車がありませんので誰もきていません。珍しく一番乗りです!

青色の船と聞きましたが、良くわからず突き当たりの船の前に車を止めました。海生丸のいいところは
車の前付けできるところと、トイレとタックルを洗うための水道も同じ駐車場内にあることです。
かなり便利です。

車がどんどん到着してきます。





20時過ぎには船長も到着しました。名前を呼ばれて、どの釣り座か教えてくれます。左舷のミヨシから
3番目でした。大きなクーラーを持ち込んでも十分なスペースです。キャビンも大きく、釣り座部分も座るスペースが
広く、深夜便でもかなり楽です。

さて出船です!

あまり波もなく、釣りやすそうな海況です。

比較的長く、船の灯をつけてくれているので、準備しやすくて助かりました。

30分ほどでスピードが遅くなります。いつもなら1時間程ポイントまでかかるので、早いイメージがあります。
船長のアナウンスでも、途中に感度を見つけたということでした。

あまりエギをたくさんつけると、食いの悪い時はなかなか釣れないとのことでした。

確かにヤリイカはオモリグでハリスを長くつけての餌をつけるのが、ベストパターンだと思いますが
昨日は餌をつけないノーマルのイカメタル仕掛けで良くつれたそうです。

水深50mほどです。

25号の目立たなく黒シンカーに170cmのハリスでキビナゴつけて始めます。基本ボトムで10mまで
とのことです。

カーブフォール気味で落としてきて、着底したら優しく数回2、3回ハンドル巻きながらしゃくって
止めます。1分ぐらいは平気でとめます。その後、少しつづ巻きしゃくって、上げていきます。
あとは7mぐらい上がってきたと思えば、再度落として、繰り返し。何回か繰り返しをやって
当たりなければ、ハリスがもつれてないか、餌がちゃんとしているか、の確認のため
再度キャストから繰り返します。

早速、小さなヤリイカが釣れました。船中初めてのヤリイカのようです。やった!
同じパターンでやっていると、ポチポチ釣れてきます。周りの方は全然釣れていません。

左舷トモの上手そうな方が声かけていただき、水深等を聞いてくれます。こういう船内での
情報共有はいいですよね。 。

釣れていますが、半分以上はあたりが分からず、しゃくりの時点でかかっていたという
感じです 笑


10杯ほど釣れて、回りの方が全然釣れていませんので、パターンがはまっていたと思います。

しかし、そのパターンに依存すると、つれなくなるのがヤリイカの難しさ。

回りでイカメタルで釣れてくるとメタルに変更してやってみたり、あたりが分からないので
ハリスを1mほどまで短くしてやってみますと、これが全然つれなくなります。

12時前に船中のあたりが遠のき、船の移動を船長が決断します。

20分ほど走って、次のポイントは水深60mと少しだけ深くなっていました。

ポイントが変わってから、さらに迷走が続きます。今度は周りがつれますが
私だけ釣れないパターンです。2時間ほど、釣れません。。。

左舷トモの方が、連発しています。しかも餌なし。1投1杯の異次元のペースで
つりあげていきます。すごい!!

全く釣れませんので、少しこの名人に話を聞きにいったところ、丁寧に教えて
もらいました。

ボトムから7mと55mから45mの二つの水深で釣れるとのことでした。
割としっかりとしたしゃくりです。ハリスはかなり長めです。
7割しかあたりが取れないとのことでした。シンカーは蛍光です。


これをヒントにして、ハリスの長さを190cmまで戻して、シンカーも
蛍光色にもどします。

これが功を奏して3時間ぶりに釣れ始めました。ここから調子よく釣れづづけて
朝5時の終了まで、22杯になりました。20杯つれれば十分ですね。


船内で超大型の水たこが釣れていました! さすが日本海です。


船中トップは胴付きの方が30杯、さきほどの餌なしの通常オモリグの方がなんと
26杯!、あと24杯、22杯と続きます。

本日のベストタックルは

ロッド  カンジインターナショナルのST -metal SP-705FT

リール  シマノステラ3000c

ハンドル  リブレ ライトアーム70

エギ  デュエルエビスッテ jr パープル

餌 キビナゴ

帰りに、またトモの名人の方に色々伺うと、メガバスのテスターの方でした!
以前はダイワの仕事もお手伝いしていたようです。道理で上手なはずです。
新ロッドのテストをしていました。海生丸がメガパスのサポート船とのことでした。

釣れている時は、イカが浮いてきたタイミングでパターンがはまり連発しましたが
ボトムにべったりの時は、餌なしでは手も足もでないとのことです。しかし、
素晴らしいテクニックです。ルアーメーカーのプライドで餌をつけないのもさすが
だと思いました。

港までもしばらく灯をつけてもらっていたので、イカをしめたり、タックル整理したり
ことができるので、ありがたいです。遊漁船にはゴミ箱もあります。これはかなり
助かります。

港についてから、お手洗いもあり、タックルも洗って、すっきりして帰宅に向かいます。
船長はゴミをまとめたり、掃除しています。本当にありがとうございます!

1日寝かしてから、ヤリイカの天ぷら、刺身はやはり絶品でした。柔らかい!!

久しぶりのヤリイカは学びの大きい、良い釣行になりました!